このブログでは細菌ウイルス学の感染症に関する英語論文を紹介します。
文献は主にPubMedから引用し、日本語で感想を述べながら解説させていただきます。
感染症専門分野の医師、研究者、学者、大学生向け発信させていただいております。
↑YouTubeでチャンネル登録いただいた方には最新情報をお送りします。
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多剤耐性菌MDROに対する最後の砦ともなる抗生剤コリスチン。その耐性菌の発生状況と種々の検査法でMICを図る論文です。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8883296/pdf/10.1177_20499361221080650.pdf
薬剤耐性の歴史とその基本。ペニシリンとバンコマイシンはどちらを先に使うべき?分子生物学的にその薬剤反応性はどのように異なるのか?
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2937522/pdf/0016-10.pdf
MALDI-TOF MS 微生物同定原理を理解し製品の評価ポイントはどこにあるのかを見る。BioTyperとVITEK MS Plusを比較しながらその特徴をまとめた論文。
https://link.springer.com/content/pdf/10.1007/s12275-018-7457-0.pdf
多剤耐性菌の中でも特に注意が必要なカルバペネム耐性菌。その同定、感受性検査(ID/AST)をどのように比較し評価すればよいか検査法をまとめた論文です。
MALDI-TOFの質量分析による細菌同定検査は従来型のルーチン検査に比べどのくらいの精度であるのか?この比較検証を行ったものがこの文献です。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7732097/pdf/pone.0243790.pdf
抗菌薬投与における細菌検査迅速診断ではその臨床試験がどのように行われているのか?全体像を把握するためにおすすめな文献です。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8246790/pdf/ciaa528.pdf
血液培養の基本。同定(ID)、感受性検査(AST)をqPCR試験を活用することでいかに時間を短縮できるかまとめたものです。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6329389/pdf/nihms-1002812.pdf
新型コロナウイルスの潜伏期間は高齢者では若者に比べて長くなる。R統計のワイブル確率分布から30歳未満に比べて60歳以上は有意差があることが示された。この論文で実証される。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7429221/pdf/rmhp-13-1111.pdf
新型コロナウイルスの大流行で世界的に枯渇する検査キット。集団感染が起きた時に個人単位ではなく、集団単位で陽性率を統計的に調べる方法で対処するやり方もある。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7188150/pdf/aqaa064.pdf
大人と子供で新型コロナウイルスの感染性に違いがある。なぜ子供には比較的耐性があるのか?その謎に迫るのがこの論文。インフルエンザやRSVとの違いにも着目。